「狐の鏡/透明な縄」に向けて 草村憲伸

灯台とスプーン第7回公演「狐の鏡/透明な縄」に向けて、本公演では毎回恒例の出演俳優さんによるコラムを投稿してまいります。
第二弾は、座組最年少の草村憲伸さんです。

また今回のコラムでは通し稽古中の様子をフォトグラファーの白石悠さんに撮影いただきました。


はじめまして。草村憲伸です。
西南学院大学にて大学生をしています。大学の演劇部に所属しています。
座組と演劇部内ではつなきちというあだ名を持っています。

灯台とスプーンの稽古場について

ものすごく稽古場は柔らかなオーラが漂っていて、なんだかフワフワしている。そんな稽古場だなと感じています。
そのため居心地がよく非常に楽しみながら稽古に参加させてもらっています。

座組の皆さん本当に優しい方ばかりで多くのことを教えていただいています。25歳過ぎてから老いがやってくる。カルシウムの摂取方法、若いうちにしっかり勉強しておいたほうがいい。確定申告の恐ろしさ。など。ためになる話をたくさんしてくれます。

もちろん演技についてもです。何度も稽古を見ていて凄いなあと学ぶ機会が多いです。

「狐の鏡/透明な縄」について

この作品は大学の研究室(堀川ゼミ)を舞台にしており、大学生である私にとって少し身近な作品となっています。ゼミの中でのコミュニケーション。どんなふうに先輩と後輩、先生が関わってるのかなと思いました。

自分にとって1つの居場所であるけれど、先輩後輩と近すぎず、遠すぎない関係なのかなと。ゼミも研究室もまだ経験していないのでどんな感じなんだろうと思っています。

今回私は小葉(しょうよう)という役を演じます。私と同じ大学1年生です。

役としても1番後輩だし、実際座組の中でも最年少なので普段と状況があまり変わらずやりやすさはあります。この子はとても素直で純粋な子だなと演じてて感じます。本当にかわいいです。素直すぎるが故に悪い人に利用されてしまう子でもあるのかなと感じております。

小葉の元気すぎる性格が私を悩ませることも多々ありますが、小葉の良さを皆様にお伝えできるよう頑張りたいと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!
堀川ゼミの感じを皆様にお届けできればと思っています。お待ちしてます。

灯台とスプーン第7回公演「狐の鏡/透明な縄」
2025年3月29日(土)〜30日(日) 福岡女学院大学ハウイ館学生ホール

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