旗揚げ公演「狐/真夜中の共謀」終演しました。

「狐/真夜中の共謀」

狐をテーマに、不確かさと孤独を描いた旗揚げ公演「狐/真夜中の共謀」、無事全日程を終演いたしました。ご来場頂いた皆様、ありがとうございました。6月下旬より本格的に稽古をスタートし、読み込みや役づくりに時間をかけた「狐」。大変ご好評を頂き、全公演ほぼ空席の無い状態で、小屋の規模から想像していた人数よりもはるかに多くの人に観て頂くことができました。

一部ですが、ご感想・今回の舞台裏をご紹介いたします。

ハッシュタグ「#きつまよ」をつけて頂いたご感想

事前にtwitterとパンフレットで共有していたハッシュタグ「#きつまよ」で呟いて頂いた方のご感想を紹介させて頂きます。(掲載不可の方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい。)

 

 

 

 

 

「あの狐面」について

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「あれ、どうなってるの」と声が多かった狐面について。それぞれ、役に合わせて制作しました。左から、権藤、葛葉(蒼維)、紅音、千春の4種類を作りました。張子職人・安藤と、絵付け・田村の共作です。

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塗装をするだけで済むプラスチック製等のお面も売られてあるのですが、今回は本格的に作ろう、ということで、型からすべて自作で張子面を作りました。写真は絵付け前の、貼付けた和紙を乾かしているところ。

和紙の質感を残すため、全面に塗装はせずにそのまま絵付けを行いました。

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アップ。

絵付けも、権藤の狐面を際立たせるため、女性陣の3つの面とは違いをもたせて制作しています。葛葉の面には葛の花を、紅音の面には彼岸花を、千春の面にはススキをあしらいました。

また、月も同じく張子の要領で作りました。

お洒落きつねブローチについて

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作り物と言えば、ブローチ。こちらも好評でした。Starting overではチケット代わりとしてお配りしましたが、今回は10日前までに予約された方ということで、多くのご予約を頂きました。(ありがとうございました!)ぜひ使って下さいね。

 

27日は中秋の名月でした

IMG_2311 千秋楽は中秋の名月でした。写真は、いじかるの裏口から終演後撮ったもの。

大きな月に見守られているような気分でした。

 

音楽についても少しだけ

滝廉太郎「秋の月」、ショパン「スケルツォ2番」、ボズ・スキャッグス「We’re all alone」

これらも「なんとなくシーンに合う」曲ではなく、作品のテーマに代わるものとして長い時間をかけて選ばれました。

 

今後とも灯台とスプーンを宜しくお願い致します

客演の君島さん、浜松さんはじめ、多くの方のご協力と、ご来場いただいたみなさまのおかげで旗揚げ公演を無事終えることができました。次回以降も、よりグレードアップして良い作品をお届けしたいと考えております。

 

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キャスト集合写真。

 

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初日、全員集合したスタッフさんと。今回の公演は、福岡女学院大学の学生ホール管理運営委員さまに大変お世話になりました。とくに、照明・藤木沙織さん(写真左上)、音響・黒木真里奈さん(藤木さんのお隣)、写真・みー太郎さん(黒木さん下)。ありがとうございました。そして、受付をお手伝い頂いた岡本直華氏(写真右上)、番頭・入江徳氏(写真先頭)。とても助かりました。みんなでこんこん。

 

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楽日に、スタッフさんと。

「観に来てよかった」「参加してよかった」と言われるような団体を目指して、今後もすすんでまいります。

次回の活動については、こちらのウェブサイトやSNSなどでお知らせいたします。ぜひ、応援をください。

今後とも、灯台とスプーンを宜しくお願い致します。