「まがいものの乙女たち」インタビュー第三弾は、福岡女学院大学表現学科4年の藏園千佳さん。大学から演劇を始めた藏園さんに、これまでの活動や意気込みなどを聞きました。
藏園千佳(以下藏園):えーっと、藏園千佳です。
–早速ですが、今までどんな表現活動に触れてきましたか?
藏園:まず高校時代に音楽部という部活に入っていまして、そこでミュージカルをしていました。そこから、演劇したいなっていう風になり、大学で演劇の授業が履修できる福岡女学院大学に入学しました。音楽とダンスが好きで、その流れで入っていった感じです。
–これまでに観た作品で、心に残った公演や役などあったら教えてください。
藏園:そうですね…、うーん、えー………とりあえず、ガラパさんは好きで、毎回観に行ってます!今までで一番好きなのは「星降る夜になったら」です。灯台とスプーンの皆さんとは、北九州芸術劇場で「ツインズ」と「熱海殺人事件」をはしごしたときに偶然お会いしましたよね、結構、いろいろ観たいなとは思っているのですが、数はなかなか観れていないのが現状です。あと、ケラさんが好きです。
–大学では、主にどういった活動をしていますか?
藏園:ダンスサークルに入って、部長とかしたりして…がんばりました。笑 あと、アイドルダンスもやってて、ユニドルっていう大学生のアイドルダンスコンテストに出ました、2回。去年の夏と、一昨年。一昨年は予選突破できなかったんですけど、去年は一応突破できて。
田村:優勝してたよね?
一同:えー!そうなの!?
藏園:あ、いえ、違いますよ!それは予選で優勝してるんですけど、そこで本選出場権をいただいて、東京であったやつに参加して、そこでは全然だめだったんですけど…。んー、アイドルも好きです。ふふふ。笑 ダンス部の方は、Melty Potという大学のダンスサークルに所属していました。ストリート系です。あと、それ以外にもダンススクールに通ったりして、発表会とかコンテストとかにたまに出たりとかしていました。結果は残せてないですが……。笑
なんかハマっちゃって、Meltyだけじゃ物足りなくなって。笑
–藏園さんは、旗揚げ公演「狐/真夜中の共謀」のお客さまでもありましたので、感想をお伺いしたいと思います。
藏園:雰囲気がすごい好きでした。なんか静かにドロドロみたいな……。笑 ふしぎな世界観に、うらやましいなと思いました。それから、これから一緒に作品づくりが出来ると思うと(元々、ゼミの卒業公演で脚本演出の依頼があり、企画は無くなってしまったのですが「まがいものの乙女たち」はそれを元に本公演用に書き直しました)、とても楽しみでわくわくしていました。今回一緒にさせていただく灯台とスプーンの皆さんも、なんか、大人っぽいなという感じです。年齢的にはそんなに離れていないんだけど……。
–では、この度の脚本「まがいものの乙女たち」はいかがですか?
藏園:今まで大学でやってきた作品は古典ばかりで、夏に行った卒業公演第一弾もシェイクスピアだったりしたので、しゃべる言葉とか普通に日常会話みたいな感じの現代っぽいお話って初めてなんですよね。やってみたかったんですよ。新鮮ですごく嬉しいです。
–役について。藏園さんは始めから今回演じる女の子を希望していましたね。彼女のどこに惹かれましたか?
藏園:自分と似ているなとは思いました。なんて言うか、敢えて空気読まないというか、自由なタイミングで物事を言うみたいなとことか。でも、優しいところもあるっていうか、ただKYなだけじゃなくて、周りを明るくしようとしているというか、そういう部分もちょっと自分と似てるかなと思います。
–最後に、意気込みをお願いします。
藏園:滑舌が悪いのでがんばります。今までは、あんまり役について考えることはなかったっていうか、感覚的にやっちゃってたりすることが多かったから、もっと自分の役について考えれるところまで、ちゃんと考えてやりたいなと思います。ひとまずは、日常生活で、彼女ならどうするかなと、考えるようになりました。役との違いはまだわからないので、今後見つけていけたらと思っています。
灯台とスプーン第二回公演
「まがいものの乙女たち」
作・演出:田村さえ
日時
2016年2月
19日(金) 19:00~
20日(土) 14:00~/18:00~★
21日(日) 14:00~/18:00~
★…深町将詞氏によるアフターライブ有。
開演30分前より開場いたします。
会場
紺屋2023 konya-gallery
(福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル202)
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