第二回公演「まがいものの乙女たち」終演しました

2016年2月19日〜21日紺屋2023 konya-galleryで開催された「まがいものの乙女たち」が無事終演いたしました。ご来場・ご声援頂いた皆様、ありがとうございました。

「過去とのたたかい」・「ほんものになりたい」という言葉をキーワードとし、おおよそ90〜95年生まれの乙女(中学時代〜学生時代)が、生きづらさや個性の埋没、友人関係や進路(受験・就職・結婚など)を描きながら、ふたりの主人公(木実子・幹子)が過去の後悔と向き合う作品として上演された今作。いただくご感想も世代や生きて来た環境によってそれぞれちがい、また共通していました。

多くの方に「あのシーンは実話?」というご質問をいただきますが、作品はフィクションです。ちりばめられたエピソードのひとつひとつにも、事実は一切含まれておりません。

今回も多くの方のご協力ありがとうございました

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このメンバーで作品をつくりあげていきました。役者は左から橋本美咲、藏園千佳、福田みゆき(HOME)、濵畑里歩、安藤美由紀(灯台とスプーン)、柳田詩織(灯台とスプーン)、大塚愛理、吉住玲香(劇団天地)。その右が作演出:田村さえ(灯台とスプーン)、音楽:深町将詞。

二列目左から、受付:山田ひなの、番頭:入江徳、照明:桑野友里、受付:都合美咲

また、折り込みや衣装の貸し出しなど、多くの方のご協力で作り上げることが出来ました。ありがとうございました。

ハッシュタグ #まが乙 で頂いたご感想

アンケートで頂いたご感想はたくさん書いていただいている方が多く、掲載許可を頂いている方のものは後日記事を作成します。今回はWEBでご感想を頂くキャンペーンも行い(キャンペーンは終了いたしました。当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます)、さまざまなお声を頂きました。Facebookや鍵付きのツイートでいただいたご感想は匿名で掲載いたします(名前の表示が可能な方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。)


鍵付きアカウントの方のツイート

灯台とスプーン2日間リピート制度ありがたかったです。 キリストのぶどうの木の話、林木実子と森沢幹子。どうも名前が気になってしょうがない話でした。ぶどうの実とと木と林と森と幹。1人の人間が1つの木ならば、それに連なる枝や実、その木が複数あれば林になり、さらに森となる。女王蟻と働き蟻で1つの生命体的な蟻の連なり。人間が1つの細胞で地球をつくり、そして宇宙。なんか無限の連なりと1つの生命体みたいな、そういうことを連想しました。 複数の登場人物が自分の頭の中でめぐる1つの1つの考えで、実はそれが全て連なっていて1つの生命体を作ってるような。個人的な感想?願望?は、木実子さんをもう一度灯台とスプーンの劇で観たい! 灯台とスプーンの2人のオーラが半端ない!次は安藤さんの大声が聞きたい!柳田さんの物語る表情をもっと見たい!さえちゃんの可愛いさと鋭さのギャップがある演技が見たい! 今回も最高でした。また必ず!


 


Facebook上で頂いたご感想

今回も灯台とスプーンという福岡の劇団の第2回公演に行ってきました、2回。旗揚げの時から激烈にハマっている彼女らの動き。詳しくは彼女らのページを見てみて下さい。そして、是非、次回の公演に足を運んでみて下さい、溶けてもいいハートを準備して。おそらく僕と坂本くんもそこにいます。そして、僕らのハートも溶けて気化しています。僕ら自身は何とか消えないように笑っているはず。
今回の公演の感想
公演数分前まで、表に主役が看板を持って立っている。中に入ると椅子が一脚のみのセット、そこにはステージなどなく、客と同じ目線の役者達の演技。ほとんどの客からは見えないが、奥の長椅子に座る3人の女の子たちは自分たちの出番がくるまで空気になる。寒いからとカイロを準備して、注意事項を説明してくれる若い男の子。2回目のリピート割引に必要な半券を忘れたが、顔を覚えているからと、すぐ認めてくれた受付の女の子。問答無用のショージフカマチの音楽。演者たちはもちろん、ほんとに人間らしい人間たちで創り上げているショー。僕が彼らを愛している理由は、僕がパンクロックを愛している理由と全く変わらない。次回の公演も楽しみにしています。今回もありがとう。


音楽についても少しだけ

今回、Starting overからふたたび音楽を深町将詞氏にお願いしました。作中の曲は

賛美歌312番「いつくしみふかき」、ドヴォルザーク「交響曲第9番」より第2楽章の主部の旋律(家路)、フランツ・リスト「愛の夢」第3番。全ての曲に、シーンとしての意味を込めてアレンジをいくつもお願いしました。音響がギター1本のみという中、それぞれのシーンをつつみこむように、あたたかい空気や匂いをかもしだしていました。20日の夜にはアフターライブも開催。アットホームな空間で、多くの方にご満足頂けたように見えた、あたたかい夜でした。

グッズも充実していました

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今回はご予約の方全てにチラシと同じデザインのポストカードを配布いたしました。また、販売用ポストカード、ブックマーク、ロゴモチーフの耳飾り、役者着用のアクセサリー(受注制作)等を行いました。ご注文頂いたみなさま、もうしばらくお待ちくださいね。

学生さんたちの卒業と、灯台とスプーンのこれから

「人生って、入学と卒業をくりかえすことなのかもしれない。」公演に出演頂いた4名の学生さんたちも、まさにこのシーズンで大学を卒業します。みなさん、卒業おめでとうございます。

灯台とスプーンのメンバーは、今後について作戦を練りながら、他団体さまの公演のお手伝いをしたり、個人活動をしたり、と、ちょこちょこと動いております。また新たなご報告が出来る日まで、お楽しみにお待ちください。

今後とも灯台とスプーンをよろしくお願いいたします。