第三回公演「海をわたる獏」終演しました
灯台とスプーン第三回公演「海をわたる獏」が終演いたしました。(終演後レポートがとても遅くなってしまいました。ごめんなさい。)
東日本大震災から5年後の気仙沼に生きるノリコの夢と、その夢で出会うの家族・友人のお話でした。
今回はこのメンバーで作品を作り上げていきました(ヨーコ役亀岡さん、スタッフ山口さんだけお写真には不在です。)
役者は左から、梅子:福田みゆき、秀雄:稲口マンゾ、燕:田村さえ、ノリコ:安藤美由紀、春海:柳田詩織、ヨーコ:柳暁子(非・売れ線系ビーナス)、アキラ:石田聖也(演劇ユニットそめごころ)。
二列目左から、受付:山田ひなの、四枝美紀、都合美咲、照明:山本貴久(陰湿集団)、音響:いりえ とく。
また、今回も多くの方の支えによって、無事に事故なく終演することができました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
役者陣と(亀岡紋加ヨーコ版)。
こちらも、役者陣と(柳暁子ヨーコ版)。
Twitterでいただいた感想
アンケートも後日掲載いたしますが、Twitterでもご感想をいただきました。一部掲載いたします。ご感想を下さった皆様、ありがとうございました。
今日は灯台とスプーン行ってきた 見終わってすごい心がぎゅっとなった 演出も役者も照明も音響もFUCAも総じて好きだな
— さつき+みん (@sa6tsu4) 2016年11月18日
今日はFUCAに灯台とスプーンさんを見に行って来ました!世界が本当に美しくて、生きてるって言うのは儚くてこんなにも綺麗なんだと…そこには役者じゃなくてその瞬間を生きてる人がいたと私は思います。こんな作品好きだなぁ… pic.twitter.com/xHAvSV5CNI
— ちる(椿楼)3/18,19firefly (@ichi_05m) 2016年11月18日
灯台とスプーンさんを観劇しました。
気仙沼で見たリアルな光景を浮かべながらみて、本当にシーン一つひとつが印象的で素晴らしい作品でした。
ぜひ、気仙沼でやってほしいです。— ゆっきぃ=うさぴょん(雪野うさぎ) (@Yukiusapyon) 2016年11月19日
今日は灯台とスプーン「海をわたる漠」FUCAにて観劇。
青白い光やシルエットが印象的。あの空間にLEDはよく似合うと思った。
物語はふわふわした詩のようで、優しいような、でもなんでこんなに優しいのだろう。
雨天自転車強行突破で体力削れたためアフタートーク前に出て来てしまいました。— さちん・さっちゃん (@t_sachin) 2016年11月18日
灯台とスプーン様「海をわたる獏」観劇。
音響、照明、音で錯覚しちゃう冷気、塩辛い海を想像…五感がフル活動する時間でした。計り知れない哀しみを呆然と見つめ、個人的にですが死んだ祖母を思い出し涙腺が危うく…。人へ寄り添う姿が丁寧でほんと大好きです。明日まで頑張ってください!— 松尾 佳美(よっぴ) (@ckb37poid) 2016年11月19日
灯台とスプーン「海をわたる獏」観劇。震災という大きく重いテーマを、群像劇としてではなく一人の人物に焦点を当てて描くことで、静かに丁寧に表現していた。
— 神保茂【書肆神保堂】 (@JimbouShigeru) 2016年11月20日
ようやく落ち着きまして、”灯台とスプーン”「海をわたる獏」を観劇してきました。東北の震災がテーマでした。
物語の雰囲気の不安感や疲労感とかで体力がかなり持っていかれました。
当時の沈鬱な雰囲気を思い出させられて、けど最後には救われて。
いつもの”今日”は一度きり。大事に、大事に。— 池田景 (@ikeyos365) 2016年11月20日
灯台とスプーン「海をわたる獏」鑑賞だん。震災5年の気仙沼。私も毎年東北に赴いているが、時間が経つにつれ、一人ひとりの心のありようが多様化していると感じる。だから、主張を強く振りかざしても多くの人には届かない。今日の劇は、人の心のありように寄り添い作られていた。届いていた。#海獏
— 原九郎 (@joho9696) 2016年11月19日
もう一つ、この劇はすでに短編バージョンを熊本で上演しているのだが、(そのためだろうか)東北のことだけを感じさせるのではなく、敷衍化に成功していた。つまり「苦しみに直面したとき人はどう向き合うのか」とか、「人の生とはどのようなものなのか」とかまで考えさせる、そんな劇だった。#海獏
— 原九郎 (@joho9696) 2016年11月19日
泥酔したみゆきちを聖也がおんぶして帰るシーン、むずきゅんじゃない? #海獏
— 田坂哲郎 (@tasakatetsurou) 2016年11月22日
アフタートークと初日打ち上げ
初日のアフタートークは、非・売れ線系ビーナスの演出家、木村 佳南子さんをゲストにお招きし、作演田村とつくりつづけることへの思いを共有しました。木村さん、ありがとうございました!
少しの時間でしたが、初日打ち上げもできました。無事幕が上がりほっとしています。
最終日の千秋楽では、終演後出演者全員でのアフタートークを行いました。
お客様から質問用紙を記入いただき、ひとりずつ答えていく形で進行しました。終わった後だから話せること、役づくりについてのことや、好きな場面、どのように作ってきたか、など、様々な話題がありました。
灯台とスプーン、3年目に突入します
2015年の2月に結成した灯台とスプーン、2年間の活動でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。これから、3年目に突入します。3月には、陰湿集団さんとのコラボレーションライブが待ち構えていますが、今後本公演も含め、皆様といい時間を共有出来る機会を作っていきたいと思っています。
今後とも、よろしくお願い致します。