「幸福な山羊王子とおひめさまのはなし」に向けてインタビュー⑥大石希さん

灯台とスプーン第五回公演「幸福な山羊王子とおひめさまのはなし」に向けてインタビュー第6弾は、unitでたまくの大石希さんです。今回の作品に向けて、どのように向き合っているかを聞いてみました。

自己紹介をお願いいたします

unitでたまくの大石と申します。
この度初めて出演させていただきます。ぶっちゃけ緊張しています。ひゃー。

灯台とスプーンの印象は?

宝石のような、キラリとした言葉が散りばめられた脚本、それら全てを包み込むフワリとした雰囲気、でもそのなかに潜む、鋭く通った一本の芯。という印象です。抽象的すぎて伝わりませんね。ううむ。
言語化するのが難しい、独特の空気をお持ちだと思っております。素敵。

きなおとぎ話はありますか

おとぎ話、ではないのかもしれませんが、子どもの頃「アリーテ姫の冒険」という絵本を繰り返し読んでいました。
はっきりとは覚えていないのですが、勇敢なお姫様が三つの道具を駆使しながら悪いお母様を退治する…というようなお話だったと思います。
お姫様がお姫様お姫様していないところと、挿絵が独特の絵柄だったことに惹かれていた…ような気がします。ぼんやりですみません
子どもの頃読んでいた本って、大人になってから読むと改めて発見することがあったりするので、久しぶりに読みたいです。

「幸福な山羊王子とおひめさまのはなし」についてもお聞かせください。

おとぎ話をモチーフにされたとお伺いして、始めはふんわりと優しいイメージが湧いたのですが…脚本読み進めていったり、稽古を繰り返していくと、そこに潜むものも浮かび上がってきて。
現実と照らし合わせることで、その陰にある残酷さ…といいますか、なんといいますか、ピリリとしたものが浮き出てくる、炙り出しのような作品だと勝手に感じております。…語彙力が足りない。
兎にも角にも、田村さんワールド全開です。

演じる役について

「えつこ」を演じさせていただきます。

脚本自体は同じなのですが、黒やぎチームと全く違うえつこになっています。自分に対し、世の中に対し、喜びと悲しみと幸せと憤りを同時に感じている、何処にでもいる人で…親近感を抱くところもあり。

劇中でも様々な「愛し方」が表れる役だと思っております。
皆様にも感じ取って頂けるよう、精一杯表現して参ります。

最後にひとこと

初めて呼んでいただいて、文章ですらカッチコッチに緊張しておりますが、精一杯演じさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします!

 

 

2019年2月公演


2月22日(金)20:00、23日(土)13:00/16:00/19:00 @konya-gallery
24日(日)14:00/18:00 @福岡市赤煉瓦文化館(※24日のみ会場が変わります)
2月公演詳細はこちら チケット予約はこちら(12/9よりチケット予約開始!)