「草香江ポエトリークラブ」に向けて 池田景

灯台とスプーン第6回公演「草香江ポエトリークラブ」に向けて、出演者コラム第五弾は池田景さんです。


こんにちは。池田景(いけだけい)と申します。
最新旧型機クロックアップ・サイリックスという(名前が長い)劇団に所属しています。

灯台とスプーンの稽古について

灯台とスプーンさんの座組で創作するのは初めてですが、物語を読み解く中での悩みを相談したり、シーンについて一緒に考える時間をしっかり取っていただけるのでとても助かっています!
そんな暖かな稽古場で楽しく稽古させていただいてますが、いよいよ本番まであと数日…
とても名残惜しいですが、最後まで楽しんで作り込んでいきたいと思います!

草香江ポエトリークラブについて

稽古期間、ポエトリークラブ(詩の倶楽部)というタイトルに則って、自分でも何編か詩を書いてみたりしてます。(ボリューム少なめの短いものですが)
いざ詩を書いてみるとなんとも面白く、「これは詩だ」という大義名分を得ると普段書かない(言わない)言葉が書けたりします。
きっと詩人の方々もそんな魅力に惹かれているのだろうな…なんて普段は考えないことを考えたりして、これぞ芝居の創作の面白味だなぁとしみじみ。(こういうコラムを書くことも普段はしないので…難しくもあり面白くもありです笑)


さて、物語について…
僕は”ジュー”という役を演じます。
舞台となる架空の喫茶店「喫茶シトロン」には”草香江ポエトリークラブ”なる集まりが存在する訳ですが、僕はその一員として、1人の「大人」として登場します。

「大人」と書きましたが、大人というカテゴリは結構曖昧で、「成人」という枠組みはあっても大人検定も大人免許もありません。
子どもの頃に大人だ…と思っていた年齢になっても、思ったより大人ではなかったりする割に、歳を取ったら一応大人ってことにされる。不思議。

そんな曖昧なカテゴリ「大人」として、その振る舞いとは何ぞや…みたいなことなど色々と考えながら今回のお芝居に取り組んでいます。


『草香江ポエトリークラブ』では、大人と子どもが愛着と執着に揺れています。
そんな彼ら彼女らを、自分自身いつから大人になったのか(なってないのか)、何が大人なのか、思いを馳せながら観ていただくのも楽しいかも知れません。

…いや、そんなこと気にせずお好きに楽しんでいただけたら幸いです!笑

たくさんのお客様と劇場でお会いできるのを楽しみにしています。

灯台とスプーン第6回公演「草香江ポエトリークラブ」

出演

柳田詩織(灯台とスプーン)
村岡勇輔(ギムレットには早すぎる非・売れ線系ビーナス
大間萌夏
柳田光優(LIGHTHOUSE CAMP CIRCLE)
池田景(最新旧型機クロックアップ・サイリックス
峰尾かおり

日時・会場

2023年
12月2日(土)14:00-/18:00-
12月3日(日)13:00-/17:00-
(30分前より受付・開場いたします)

会場:湾岸劇場博多扇貝

〒812-0021 福岡県福岡市博多区築港本町2−1(福岡サンパレス内)

料金

一般前売 2,500円 当日3,000円
学生前売 1.500円 当日2,000円

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