「草香江ポエトリークラブ」に向けて 大間萌夏

灯台とスプーン第6回公演「草香江ポエトリークラブ」に向けて、出演者コラム第四弾は大間萌夏さんです。草香江を散歩しながらインタビューを行い、話してもらった言葉を文字起こしにてお送りいたします。


こんにちは。大間萌夏です。

草香江ポエトリークラブについて、簡単にですが伝えていきたいと思います。

草香江公民館の歌碑の前で

灯台とスプーンの創作について

稽古を続けていく中で、せりふの言葉の細かなニュアンスとか、ちょっとした理解の差で全く違う感じ方になるということに気づきました。
気づいたは良いものの、簡単に表現することが難しいので、毎度悩みながらやっています。

共演者の皆さん、みんなはじめましてだったので、最初は緊張していました。
でも、今はなんていうか「親戚の家に来ている感じ」というか、ほっとして、逆に落ち着きすぎてそれも良くないななんて思いながら。でも、いい意味で頑張らなくて良いからすごく、ありがたいです。

「草香江ポエトリークラブ」について

個人的に、中学生・高校生の時に、居場所にしていた場所があったので、それをすごく思い出します。そこは居酒屋だったのですが、その頃の記憶ってずっと残るものだなと思います。物語に出てくる人たちも皆、そういう感じなのかなと。

草香江橋でちいさな鍵を見つけました 見にくいですが親指のところ…

私の演じる「里見ちゃん」は、うまくいえないけれど、今の自分ともすごく似ている部分があり、共感できます。バイトに追われ、稽古に追われ……。すごく「かわいい人」だなとも思います。いろんなものを、まっすぐ受け止めて、考えて、素直な部分が。

草香江を歩いてみて

人が結構いる割に、静か。そういう街だなと思います。

草香江は私が育ってきた環境とは全然似ていなくて、子どもも、お年寄りも多くて、にぎわっているけれど、お店もいろいろあるけど、でもこうして歩いてみるとほんとうに、静かな街だなと思います。

最後にひとこと

会話劇というもの自体が初めてに近くて、言葉を大事に扱ったりすることに慣れていなくて。いままでは「勢いで盛り上げる」ことに慣れていたから、すごく新鮮で、こういう作品をしたいと思っていたからうれしいです。でも、悩むこともたくさんあって、まだ悩んでいる途中ではありますが、できていくにつれて楽しくなってきていると思います。

灯台とスプーン第6回公演「草香江ポエトリークラブ」

出演

柳田詩織(灯台とスプーン)
村岡勇輔(ギムレットには早すぎる非・売れ線系ビーナス
大間萌夏
柳田光優(LIGHTHOUSE CAMP CIRCLE)
池田景(最新旧型機クロックアップ・サイリックス
峰尾かおり

日時・会場

2023年
12月2日(土)14:00-/18:00-
12月3日(日)13:00-/17:00-
(30分前より受付・開場いたします)

会場:湾岸劇場博多扇貝

〒812-0021 福岡県福岡市博多区築港本町2−1(福岡サンパレス内)

料金

一般前売 2,500円 当日3,000円
学生前売 1.500円 当日2,000円

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