「藪に坐る人」に向けてインタビュー⑦ 森永桃子さん


「藪に坐る人」インタビュー第7弾は、森永桃子さんです。

 

はじめに、自己紹介からお願いいたします。

はじめまして。森永桃子と申します。先日二十歳になりました。
演劇はもちろん、本や映画やミュージカル、そして人と話すことが好きなので、幅広い意味での物語が好きなんだと思います。
高校生の頃に演劇部に所属していました。はじめて脚本の読み合わせをしたとき「なにこれ、すっごい楽しい!」と思ったこと、はじめての公演で舞台に立ったときの高揚感を今でも覚えています。
大学生になってからは演劇部には入らず、たまに興味を持ったワークショップに参加するくらいだったので、ちゃんとできるかな、と不安があったのですがどうしようもなく惹かれてしまったので思い切ってやってみることにしました。

灯台とスプーンの印象はいかがですか。

とても誠実で、真摯な方々(団体、と言ったほうがよいのでしょうか)だと思います。
私は本公演をきっかけに灯台とスプーンさんを知ったので、これまでの作品を観に行ったことはありません。次回公演の出演者を募集しているのを見つけて、すぐにホームページを隅々まで読んだのですが、言葉の端々からその誠実さや真摯さがひしひしと伝わってきました。その時点では過去作品を観たこともなければ灯台とスプーンのみなさんにお会いしたこともありませんでしたが、ホームページを見ただけで、「この作品に参加できたらどんなにいいだろう、この人たちに会ってみたい」と思いました。

今回「藪に坐る人」の出演募集に応募したきっかけを教えてください。

大学でも演劇を続けたかったのですがタイミングや巡り合わせがなかなかうまくいかず、しばらくは演劇と向き合うことを諦めてしまっていました。
そんなときに本公演のことを知り、ホームページを見て出演したいと思い、すぐさまオーディション申し込みのためのメールを打ちはじめました。
「これでだめだったらもう演劇はやるなってことだな」というくらいの賭けの気持ちで応募したのですが、こうして参加させていただけて本当にうれしく、自分が心から惹かれた演劇をやれるなんて運がよかったなぁと思います。

実際に参加してみて、稽古はいかがですか。

稽古はとても楽しいです。自分一人で考えてもわからなかったことが、稽古場で他の役者のみなさんと合わせてみると見えてきたり、それでも「簡単にはいかないこと」をみんなで一緒になって考えてやってみて、ああでもないこうでもないってしているのが、みんなで一緒にひとつの作品をつくっているのだという感じでとても心強いです。
やっぱり難しいなと思うことはあるけれど、作品と、役と、向き合い続けようと思います。

私は役作りをするとき、自分のなかからその役と似ている要素を探して、それを引き出して拡張するような感じのことをよくします。
今回私がいただいた役は若い三人魔女のうちのひとりなのですが、口数が少なく、周りの様子をよく見てから発言したり行動を起こしたりする子なので他の人からすると「落ち着いていておとなしく、控えめないい子」という印象を持たれがちだけれど、周りに同調して少し意地悪になってしまうこともあるし、口にしないだけで本当はいろいろ思うこともある。幼い頃の自分と似たものを感じます。ただ、似ているというだけで全く同じではないので、彼女の言葉や行動の端々からベベという人(魔女ですが)を理解しようと奮闘しております。

最後に一言お願いします

この度、再び演劇をする機会をいただけたこと、本当に感謝しております。
この作品では直接的な表現ばかりではない、そのもっと奥こそが観てくださる人たちに伝わってほしいという思いがあるので、そこを伝えられるように頑張ります。
たくさんの方に観ていただきたいです。よろしくお願いいたします!

 

灯台とスプーン第四回公演「藪に坐る人」

日時:2017年11月
17日(金)19:00
18日(土)13:00/16:00/19:00
19日(日)13:00/16:00
※開演30分前に開場いたします。

会場:福岡女学院大学構内ハウイ館学生ホール(福岡市南区日佐3丁目42-1)

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